15日間ブログ更新(1日目):英語ライティングにおける3C
私は現在、シリコンバレーに短期滞在中なのですが、英語がダメダメです。英語の勉強はやはりそれなりの時間と労力をかけないと、ただ住んでいるだけではまったく伸びないものだと実感してます。
私は、英語の勉強のため、ボランティアの方に週に一度、エッセイをみてもらっています。その方から学んだライティングにおける3Cを紹介したいと思います。
3Cとは、Content, Clarity, Cosmeticsの頭文字から来ています。
以下詳細に説明します。
Content
- Title
- Thesis Statement:主題文
- Overview & Foci:概説と焦点
- Evidence
- Summary & Conclusion
Clarity
- Structure
- Logic & Flow:論理の流れ
- Syntax:文法
- Word Count
- Parallel Structures:並列構造
- Conjunctions:接続詞
- Brevity:簡潔さ
- Accuracy:正確さ
Cosmetics
- Vocabulary
- Word Selection
- Grammer
- Spelling
- Capitalization
- Syntax
- Signage:記号
- Paragraphing
- Formatting
これらすべての基準を満たす文章がよい文章だそうです。
いつも指摘されるのが、Clarityは、アカデミック・ライティングの本などが参考になります。Cosmeticsは、類義語辞書や、Strunk & Whiteなどのライティング・スタイルの本などが参考になります。
しかし、Contentsが私にとってはとても難しいです。よく指摘されるのが、視野の狭さです。例えば、エッセイの題材が、「子供の早期教育の是非」だとすれば、日本の事情しか知らない私は、つい日本の教育事情を前提として書き進めてしまいます。したがって、エッセイの主題文、主張の肉付けが日本色に染まりすぎ、非常に視野が狭いものになってしまいます。
そのことについてパートナーは、厳しく指摘してきます。
「もっと深く考えろ」
「子供とは誰のことを指しているのか」
「早期とはいつぐらいまでをいうのか」
「教育とはなんのことを指しているのか」
様々な要因を考え、そのあと、議論を明確にするため、きちんとエッセイの対象をコントロールしろと指摘されます。
一番印象的なのが、主張の肉付けに使う事例は、嘘でもいいから信ぴょう性があるものにしなさいというものでした。
また、次回のエントリーも英語のライティングに関するものにする予定です。