ムダな残業をしないための効率的な仕事のすすめ方
仕事や子育てややることがいっぱいある人は、ムダなことに時間をかける余裕はない。ムダな残業なんてもってのほか。残業しないでやるべきことを実行するには、残業しないぞという強い決意をもって仕事をすることが一番。その際に、どういうことをこころがけて仕事をするべきか、自分なりのコツをまとめてみた。
Think Impact, Think Issue
意味あることを考えて
何かを始める時には、ミッションステートメントとして、どのように仕事をすすめたいのか、どのような仕事を成し遂げたいかを、言葉として定めておけば、その基準に合わないものをはじくことができる。ミッション・ステートメントを繰り返し意識することで、自分の頭をクリアにし、いつでも口から出せるようにしておくと、反論にも対応しやすい。
何がムダかは人それぞれだが、私の基準は、以下のとおりである。
- 自己満足にすぎない完成度を高めるという工程
デザインや文芸などの分野では、インパクトを生み出す完成度を高める作業も、事務作業中心のホワイトカラーにとっては、時間くい虫でしかない。何となく気持ちが悪いからと、調べものに没頭したり、文章のデザインにこってみたりしたところで、もしその作業が何の価値も見出さないのなら、すぐに手を止めるべきだ。
- 上司の思いつき
上司や発言力のある者の思いつきを論理的につめるべし。ムダな作業の発生は、上司に勝手びびる部下のムダな作業により起こるものだ。上司に気軽に反論するクセをつける。
Start Small
小さく、短期間で始める
きっちり計画して失敗しないようにするには、入念な検討が必要になり、そこには当然ながら時間がかかる。最初は小さいスケールで始め、フィードバックを高めた方がいい。計画をきっちり詰め過ぎると、計画の変更に対して柔軟に対応できないし、そもそも計画の修正をしたがらなくなるのが人間の常だ。だったらいっそのこと、計画修正を全体に計画を建てたほうが良い。
Concentration
短時間で集中して
集中して作業する。電話やメール、会議による集中力遮断のもとは可能な限り断ち切る。雑談すらもある種の計画性を持って行うべし。
以上が、私なりに考える残業をしないための仕事術である。私は率先して早くかえることで、職場からムダな残業がなくなると良いとねがっている。