メンズのためのセルフカット おすすめしたい2つの理由
告白します。実は、ここ4年ぐらい自分の髪をセルフカットしてました。
結論からいうと、お金の節約とストレス発散のためです。
この2つの大きなベネフィットのため、私はセルフカットがやめられなくなりました。
昔は、おしゃれ系ファッション誌の影響とかも受け、おしゃれな美容室を見つけては、代官山や原宿まで髪を切りに行っていました。美容室に行くことそのものに自己満足していただけで、カット自体に満足していたわけではなりませんでした。本当に満足の行く美容師さんには、今までに一回しかあったことがありません(代官山の美容室でした)。これは、美容師さんの腕というよりも、自分の髪質や頭の形に問題があって、うまくスタイルが決まりにくいことが理由です。
私が満足していた代官山の美容師さんはとってもいいお兄さんで、物腰も柔らかく、心地よく髪を切ってもらってました。しかし、引っ越しを機に、代官山の美容室から遠ざかってしまいました。
それ以来、あまりいい美容師さんに出会えないまま日々は過ぎていきます。そして、今から数年前に、アメリカに住む機会がありました。アメリカですので、当然、向こうの美容師さんに私の柔らかく少ない髪の毛を、うまくカットしてもらうことなど期待できませんでした。アメリカの美容師さんに、髪質が欧米の人とまるっきり違う(しかも日本の美容師さんですらなかなかうまく対応できなかった)私の髪の毛をうまく切ってもらうなんて、高望みしすぎというものです。
そこで、突然思いたち、バリカンで自分の髪を切ることにしたのです。アメリカにいたので、別に坊主にしても別に恥ずかしくもないですし、やってみようと思い立ったのです。
また、バリカンで髪の毛を切るだけで、月4000円程度の節約になることに、大きな魅力を感じました。もう、満足のいかない美容室にお金をかける必要がないのですから。バリカンほど良い投資はないのでは、と思ったぐらいの痛快さを感じました。
そして、もう一つの効用として、自分の髪の毛を切るのはなんとも言えない気持ちよさがあるのです。スッキリする感覚、自分で自分の外見をコントロールするという感覚。これは、本当にやみつきになりました。
付け足しですが、美容室に行って美容師さんと話をする必要がないということも、隠れた一つの効用でした。以前も書きましたが、私は非常に内向的な人間なので、人と話をするとどうしても緊張してしまうのです。別に人嫌いというわけではないですが、一人でいる方が落ち着くタイプなのです。そんな内向的な人は是非セルフカットに目覚めてほしいと思います。
セルフカットを始めた当初は、坊主頭にしてました。が、徐々に、ハサミだけで切ってミディアムヘアにしてみたり、ツーブロックを試してみたりといろいろと楽しんでいます。
みなさんも、もし機会があればセルフカットにチャレンジしてみてください。きっとやみつきになりますよ。