Individualist is Post Minimalist

ものを持たないミニマリストは、自由に生きるためのきっかけに過ぎません。ポストミニマリストは、自由で人生を楽しみ、かつ責任のある生き方だと思います。そのための新しいライフスタイルを追求するためのブログです。

早く帰ることの難しさ

最近、気づくと終電帰りが続いており、まったく家庭や趣味を楽しむ時間がない。仕事以外に話のネタも見つからないくらい仕事に肉体と精神を支配されている状態。こんな状態決して健全なライフスタイルとは言えない。

 

さすがに、こんな状態に嫌気がさして、今はいかに早く帰るか、を最重要課題に据えている。早く帰えれない理由を分析すると、以下のようになる。

1.上司が帰らないため、気分的に帰りづらい

2.やらなくてもいい仕事に時間をかけてしまっている

3.不慣れな業務が多いため、内容理解に時間がかかる

4.情報が整理されていないため、情報の入手に時間がかかる

5.調整に時間がかかるため、仕事の進捗に時間がかかる

6.チームに仕事があふれているため、他人に迷惑がかかりそう

 

1から6に行くにしたがって、自分のみでは解決できない問題になっている。

 

さすがに、1.は自分の気の持ち方でなんとかなるはず。早く帰る勇気。仮にそれによって、上司の評価が低くなろうと、早く帰ることによる長期的なメリットを強く認識すれば、できないことではない。2.は早めに上司や周囲はどの業務を重視しているか、見極めることで無駄な業務に注力しなくてすむ。時々自分の好みの業務を優先的に行なってしまうが、それは愚の骨頂。長時間労働の始まり始まり。何となく、上司や同僚はこのぐらいの作業量は期待しているんだろうな、と思うと、仕事の量は多くなりがち。きちんと定時の枠に収まる程度に仕事の配分をすべき。

 

3.4は少し高度な問題。知識の習得や情報の整理は、ナレッジワーカー共通の課題。どういった情報がどこに眠っているか、その勘所が冴えてくれば、時間は劇的に下げられるはず。また、これをサポートするツールがあればなお良し。

 

5は調整型の仕事をしていればしょうがない。しかし、少しずつ人間関係が良好になってくればこれも解決できない問題ではない。むしろ、人間関係が効率的な仕事の流れを生み出すかも。

 

6は根が深い問題。上司や同僚の仕事を刈り取ると長時間労働確定である。上手く、自分の仕事を明確に線引して、自分の仕事はさっさとやって帰るのが哲学である。

 

いろいろ書いたが、やはり早く帰る勇気と、自分がやるべき仕事のみを全力でやりきる以外道はないであろう。また、メンツとか政治的な部分に足を突っ込まないことも大事な要素であると思う。