Individualist is Post Minimalist

ものを持たないミニマリストは、自由に生きるためのきっかけに過ぎません。ポストミニマリストは、自由で人生を楽しみ、かつ責任のある生き方だと思います。そのための新しいライフスタイルを追求するためのブログです。

独自の感性や直感を取り戻すための直感任せの”いい加減”発言の勧め

自分の独自な感性(Originarity)や直感(Intuition)が失われつつあり、そのことに強い危機感を抱いている矢先、ひょんなキッカケで過去の自分を見つめなおす機会があった。

 

たまたま部屋を掃除していたら、昔の寄書きを見つけた。大学卒業の時、研究室のみんなが書いてくれたものだ。ふと、見てみると、多くの人の寄書きに「独自の感性」「独特の理論」「ものの見方」など、私のオリジナリティに触れてくれた記述が多く、思わずハッとしてしまった。

 

なぜなら、今の自分は、独自の感性・ものの見方を全く発揮できておらず、そのことに悩んでいたからである。また、自分の発言や言動もかなり保守的であり、この当時の自分がみたら、大人になりすぎている自分に失望すると思う。

 

学生時代の自分は、決して知識豊富でもなく、論理的でもなく、けっして頭がきれるタイプではなかった。しかし、直感にまかせた、自分独自の理論や考え方があり、いい加減さを通り越して、面白さがあったと思う。

 

今はというと、変なことを言って馬鹿、能力が低いと思われるのを、無意識に避けているのだと思う。アメリカ生活で、自分の意見やものの見方ができない人は、逆に能力が低いを思われる、そんな雰囲気を感じたはずなのに、いざ日本に帰ってきた途端、保守的でつまらない自分に腹がたっていた。そんな自分にとって、過去の私が羨ましく見えたのだ。

 

別に論理的じゃなくても、詰まってなくてもいいから、もっともっといい加減な自分を出していきたい!これはここ1月半ぶりのいい気づき体験であった。