いかに自分の参照点を外野におけるか
自分のライフスタイルやビジネススタイルを発展させる過程において、比較対象がものすごく大事なのは言うまでもないと思います。会社人間は、この参照点を会社内または業界内にしか見いだせないので、深みのある成長は可能であっても、広がりのある成長は頭打ちになる可能性が高いといえるでしょう。
一方、参照点を、広く持っている人は、成長の幅という点において、前者よりもずっと楽観的です。社外に目指すべきもの、人、コミュニティがある人は、さらには、国外にそれらがある人。私が目指したいのは、そんな人です。
では、一方自分の現状を冷静に見つめると、
- シリコンバレーに住んでいるが、いずれ帰らなければならない
- シリコンバレーでのネットワーク活動を積極的に行なっているわけではなく、人脈に乏しい
- グローバルに活躍するためのスキル(英語、プログラミング等)は持ち合わせていない
と、一言で言えば、ダメなままです。理想の自分に近づけるのには、時間も労力もかかるので、結局はシリコンバレーどうこうではなく、日本に帰ってからも継続的に努力しなくてはならないということです。
こんなシリコンバレーに住んでいるだけのわたしでも、やはり東京に住んでいた時よりもいろいろと良い意味で学ぶことだあります。たった、数カ月住んだだけなので、おそらく表層的な部分しか捉えていませんが、それでも自分なりに何かを感じることができたのが財産になると思ってます。
以下、シリコンバレーで体験したもの・見聞きしたもの・感じたことと、日本に帰ってからのアクションプランです。
<キャリアスタイル編>
コミュニティや社会への貢献が、高学歴や高キャリアの人にとって、重要な評価軸となっている
(アクション)地元八戸や、これから住むであろう地域の活動に少し足を突っ込む(今まで一度も参加したことがなかったので)。特に八戸の方は、八戸ビックバレーなど活動もすでに盛んのよう。
Meetup(特定のトピックについての自発的な集まり)が盛んに行われている。
(アクション)東京でもMeetup活動は盛んのよう。まずは、Ruby on Rails(Webフレームワーク)のMeetupには参加したい。
Free Online Educationがすごすぎる。例えば、Khan Academy, Coursera,iTunes U, MITxは、はんぱない。
(アクション)上記サイトは是非利用したい。そして、オンラインでの情報交換も英語でしなくては。あと、まめにStanfordのCourse Exploreで授業のホームページはチェックしておきたい。
Non Profit Organizationの活動が活発。数、規模がすごい。
(アクション)自分もNon Profit Organizationを作りたい。テーマは、知財の教育かなぁ。
仕事を効率的にやることが重要視される。量よりも。
(アクション)効率化は徹底する。そして、残業はあまりせず、夕方以降は外のコミュニティで活動する。あと、できるだけ自分で悩まずに、すぐ人に聞く、しかもメールで。
<生活編>
Netflix, Huluが恐ろしく便利
(アクション)日本版Huluにはとりあえず加入かな。
おいしい調味料(Salsa Sourceは美味しい)やジュース(IZZE)、ニシンの酢漬けがある。
(アクション)どこで手に入るかチェック。インターネットはフル活動。
旅行は文化だ。
(アクション)もっと、頻繁に、賢く旅行したい。LCC情報はもっとチェックするべきかも。
みんなアウトドア好き。
(アクション)キャンプ道具は揃えよう。そして、日本のいろんなキャンプサイトを攻めよう。
Creigs Listが便利。
(アクション)Tokyoに帰ったら利用しよう。
CouchSurfing、Airbnbはすごいサービス。
(アクション)Tokyoに帰ったら利用しよう。
こんなとこでしょうか。要約すれば、
- インターネットを頭を使って、グローバルに活動する
- インターネットと頭と体を使って、ローカルコミュニティのために活動する
の2点です。
またいずれ追加するかも。