15日間ブログ更新(11日目):学習について考えたこと2
学習において一番大事なことは、動機づけ(モチベーション)の維持だと思っています。
だいぶ前に大学院で動機づけ理論を勉強したことを思い出すと、古典的なモチベーション理論として、XY理論やマズローの欲求階層説、期待理論などがあります。
それぞれのモチベーション理論の詳細は脇に置くとして、個人的になにかを勉強する時に一番大事なのは、自分自身でモチベーションを高めることだと思っています。すごく当たり前なのですが、モティベーションが上がらない理由を人のせいにしても、何も始まらないことを十二分に頭に染み込ませておく必要があります。モティベーションは上げてもらうものではなく、上げるもの、っということです。イベント・講演などに参加してモチベーションを高めることも可能ですが、いずれも一時的なものになってしまいます。勉強は何よりも時間がかかるので、日常において自分でモチベーションを高めるしかありません。
そのためには、自分がどういう時にモチベーションがあがるかを考えてみたいと思います。
私の場合は、
(1)何か全く新しいプロダクトやサービスを知った時(好奇心を持って何かを新しいものに触れた時)、
(2)新しくないけど、ふと違う視点に触れた時、または、違う視点を思いついた時、
(3)ほめられた時、
です。
特に自分はしかられたり、厳しくされると、モチベーションが著しく下がります。
私に何かを注意する時は、できるだけ叱らずに冷静に注意してください(それでも耐性の低い私には十二分にこたえます。)
でも、上の(1)~(3)は、そうそう日常起きることではないです。
そのために私がモチベーションを上げるため利用しているのが、記録するということです。
ブログでもtwitterでもいいので、とにかく記録することが日常における一番のモチベーション持続の方法だと思います。
なぜ、記録することが重要なのでしょう。
理由の1つとして、記録すること自体が一つの成果になるからです。
この達成感が、さらに向上しよう、さらに継続しようという動機づけになるからです。
また違う言い方をすれば、記録するとは、自分の現状を可視化する試みの一つです。
今は、アプリなどで記録することが簡単になってきました。DAYONE, iDoneThisなどを使って、毎日勉強したことを記録しましょう。studylogなんかも人によってはいいかもしれません。
そして、時々その記録を振り返りましょう。ドラッカーも言っていたように、自分自身の成果を定期的に振り返りましょう。
ブログやtwitterで自分の成果を公衆にさらすことは、自分自身を奮い立たせる意味でも重要だと思います。
拙い知識をさらすことは恥ずかしい反面、恥をさらすことが英語でもプログラミングでも上達の近道だと言われています。
(でも、年を重ねるごとに恥をかくことに抵抗がでてきました。ほんと改めなければ。)